徒然なるままにMake:

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3Dプリンターでロボット作ってみる その2 3Dプリンタートラブルシューティング「ノズル詰まり」編

something-make.hatenablog.com

昨日に引き続き、昨日失敗したパーツを作って行きます。

昨日はビルドプレート密着性ラフトを選んで失敗したので今日はブリムでやります。

印刷時間は昨日の5時間から大きく減って5時間程度になりました。

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そして印刷完了。きれいに印刷完了

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してませんでした。

フィラメントがスカスカになって、これ以降の出力がありません。

これはどういうことかというと、フィラメントがノズルから出なくなってしまったということに他なりません。

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要はノズルかエクストルーダーが詰まってしまったわけです。このテの熱積層式3Dプリンターの持病みたいなものですがここで詰まらないで欲しかったですね。焼きつき防止のオイルポット作ったばかりなのに!

something-make.hatenablog.com

ひょっとすると途中でオイルポット追加したせいで焼きついたんでしょうか?

 

なんにせよこうなるとノズルを交換するより仕方ありません。ノズルを取り外します。

2Dプリンターに取り付けたままでも、穴をこういうピックなんかで突くと詰まりを直すことができたりしますが、それでも3Dプリンターから取り外さずにやるべきではないと思います。

なぜなら私は3Dプリンターにノズルをつけたまま0.3mmドリルを差し込んで折ってしまったからです。ノズルの穴を下から上に突くのは力加減が難しかったです。

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とりあえずノズルを加熱したままブリンターから取り外して分解します。

熱いので皮手袋なんかをしておきましょう。

ノズルの温度は200度程度なので、安いもので十分だと思います。

ペンチでしっかり掴んでいても、すっぽ抜けたりします。

私は横着して手袋無しでやって見事に手を火傷しました。これはいけません。

ちなみにノズルを分解するときは、必ず加熱して分解してください。

加熱せずに分解すると、下の写真のように固まったプラスチックがノズルを破壊することがあります。

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 冷えたノズルを無理矢理分解しようとして力加減を間違えてノズルパイプが千切れてしまいました。せめてトースターとかであっためてからやれば良かったのでしょうが、やっちゃったものは仕方ありません。

 

ノズルやノズルパイプは高いものではないので、いくつか買い置きしておきます。余裕があるならノズルのスペアも買い置きしておいてもいいと思います。これに取り替えればとりあえず修理完了です。

 

ノズルを取り外すと焦げて中が真っ黒です。

とりあえずドリルを再注文したので、それが届いたらこのノズルを再生してみたいと思います。 

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そうこうしてるうちに暗くなって3Dプリンターを稼動させるには近所迷惑な時間になってしまったので、続きは明日以降になってしまいました。残念。