徒然なるままにMake:

Fusion360 3Dプリンタ 電子工作 面白そうなモノづくりをやっていくブログ

秋月電子通商のステッピングモーターを回してみる その3

前回

something-make.hatenablog.com

前回はステッピングモーターのホイールユニットを作りました。

しかし、このシステムには問題があります。

それは

ドライバが大きいこと

この回路滅茶苦茶に大きいんです

akizukidenshi.com

akizukidenshi.com秋月電子通商ステッピングモーターSPG27-1101と、公式で推奨している学習用のPICドライバキットなんですが、学習用にディスクリート部品だらけなせいでかなりデカいんです。

以前作ったArduinoを使ったXBeeコントローラーの基板と同じ位に大きくかさばります。いくらなんでもこれは使い勝手が悪すぎるので、コンパクトなドライバ無いもんかなと探してみたらありました。

ここを参考にちょっとやってみようと思います。

monoist.atmarkit.co.jp

A4988モジュールというものです。Amazonにも売ってました。

 

 5個セットで990円と言うのはかなり安いです。

このモジュールは3Dプリンタのバイポーラステッピングモーター制御用のキットです。

秋月のステッピングモーターはユニポーラーですが、線の繋ぎ方を変えるだけでバイポーラステッピングモーターとしても機能します。

参考になるURLがあったので載せておきます。

www.mechatroidea.comコイルの中間にある線Cを無視すれば機能させることができます。

まずはタクトスイッチで動かしてみます。


秋月電子通商のステッピングモーターSPG27-1101を回してみる その4

 

動きましたが脱調しているようです。恐らく、タクトスイッチのチャタリングをA4988が拾ってしまっているようです。

モータが駆動できるパルスの周波数を、チャタリングの周波数が超えてしまっているせいだと思われます。

 

次はArduinoにパルスを送らせてみます。


秋月電子通商のステッピングモーターSPG27-1101を回してみる その5

特に問題なく正転、逆転をすることができました。

 

これでこのコンパクトなモジュールを使ってステッピングモータを操作することができるようになりました。