秋月電子通商のステッピングモーターを回してみる その3
前回
前回はステッピングモーターのホイールユニットを作りました。
しかし、このシステムには問題があります。
それは
ドライバが大きいこと
この回路滅茶苦茶に大きいんです
akizukidenshi.com秋月電子通商のステッピングモーターSPG27-1101と、公式で推奨している学習用のPICドライバキットなんですが、学習用にディスクリート部品だらけなせいでかなりデカいんです。
以前作ったArduinoを使ったXBeeコントローラーの基板と同じ位に大きくかさばります。いくらなんでもこれは使い勝手が悪すぎるので、コンパクトなドライバ無いもんかなと探してみたらありました。
ここを参考にちょっとやってみようと思います。
A4988モジュールというものです。Amazonにも売ってました。
5個セットで990円と言うのはかなり安いです。
このモジュールは3Dプリンタのバイポーラステッピングモーター制御用のキットです。
秋月のステッピングモーターはユニポーラーですが、線の繋ぎ方を変えるだけでバイポーラステッピングモーターとしても機能します。
参考になるURLがあったので載せておきます。
www.mechatroidea.comコイルの中間にある線Cを無視すれば機能させることができます。
まずはタクトスイッチで動かしてみます。
秋月電子通商のステッピングモーターSPG27-1101を回してみる その4
動きましたが脱調しているようです。恐らく、タクトスイッチのチャタリングをA4988が拾ってしまっているようです。
モータが駆動できるパルスの周波数を、チャタリングの周波数が超えてしまっているせいだと思われます。
次はArduinoにパルスを送らせてみます。
秋月電子通商のステッピングモーターSPG27-1101を回してみる その5
特に問題なく正転、逆転をすることができました。
これでこのコンパクトなモジュールを使ってステッピングモータを操作することができるようになりました。