3Dプリンタ ALUNAR M508の組み立てに必要なもの。あると便利なもの(工具編)
ドライバー、六角レンチ
キットに必要な工具が同封されていますが、やはり品質がイマイチです。
各種ドライバー、六角レンチ等はきちんとした工具を用意したほうが組み立ては簡単です。
巻尺
タイミングベルトの寸法を測るのに必要です。
900mm近い長さを計る必要があるので、家庭用の定規では足りません。
巻尺を一つ買っておきましょう。
スコヤ
3Dプリンタの製作には必須です。
製図用の三角定規で代用しようかと思ったんですが、自立できるスコヤにはかないません。床からの高さを計ったり、フレームを組むときの垂直を出したりするのに大活躍です。使い方はこんな感じです。
平らな床で、フレーム等の横において使います。上から下までぴったり密着すればそれは垂直。上下に隙間ができれば傾いているということになります。
フレームに触れるように立てて、隙間ができたら垂直ではありません。
ネジの締め方がアンバランスになっていたりしますので一度斜めになっているフレームと他のフレームを接続しているネジを緩めて、フレームを垂直に直してから各部のネジを均等に少しずつ締めて行きます。
シックネスゲージ
必須というほどでもありませんが、あると便利です。
厚みの違う薄板がセットになっています。
こんなもん何に使うのかというと、ノズルとホットベッドの隙間調整です。
ノズルとホットベッドの隙間は3Dプリンタで一番クリティカルな部分です。
この隙間が許容範囲内で、軸が垂直に組まれていれ3Dプリンタは機能します。
ノズルとホットベッドの隙間をシックネスゲージで計って、
ベッドのネジのピッチ(一回転で何mm進むか)から必要な回転数と角度を割り出して
ネジをまわせばすぐに調整が完了します。
値段もそんなに高くないですし、一つ買っておくと便利です。
モンキーレンチ
ノズル先端部分は付属の工具で緩みません。届いた時点で組み立てには必要ありませんが、メンテナンスをするようになると必須です。モンキーレンチはヒートブロックの保持に使用します。コンビネーションレンチはノズルが固着したとき等、ノズルに強い力を加えるときに必要です。コンビネーションレンチのメガネ側でしかっかりとノズルとレンチを組み合わせて緩めないとノズルを破壊してしまうことがあります。
半田ごて
組み立てには使いませんが修理に使いました。
安価なものでいいので一つ購入しておきましょう。
こて台も忘れずに。