3Dプリンタ ALUNAR M508の改良 フィラメント詰まり防止のオイルポットを作る
3Dプリンタのよくあるトラブルといえばノズルの詰まり。
フィラメントがノズルの先から出なくなるとかなり面倒なことになります。
詰まってしまった後の対応は、こういったドリルなどでノズルを突っついて詰まりをとったり、溶剤に漬け込んだりするのが一般的です。
では、詰まる前の対応はあるのか?ノズルが詰まらないようにできないのか?ということで調べてみたらこんな記事がありました。
なるほど、ホットエンドに油を一滴垂らすと長時間安定して印刷できるとあります。
いろいろ調べてみると、このブログ記事が引っかかってきました。
www.blue-weblog.comこの記事によればthingiverseにオイルポットという名前でオイルをフィラメントに塗るパーツがあるようです。早速作ってみることにしました。
それほど複雑なものでもないので、そのまま適当にプリントしてみます。
その結果がこれです。
ヒートベッドににしっかりつけるためのブリムとオーバーハングのサポートがしかっり付いてしまいました。要するに中にサポートがみっちり詰まっています。
ブリムとサポートの設定はOFFにしておくべきでした。
結局ヤスリで中のサポートを全部かき出して、さらにネジ部分の形状を整えることになりました。そうするとネジ部分をしっかりねじ込むことができるようになります。
さらにネジがゴリゴリするのは、ネジを締めて緩めることを繰り返すことでだんだんネジの部分のデコボコが滑らかになっていって、ちゃんと使えるようになります。
手近なスポンジとして、メラミンスポンジを詰め込んで完成。
スポンジに油を染み込ませてフィラメントを通せば詰まりを防いでくれるはずです。