3Dプリンターでロボット作ってみる 多脚ロボット編16
前回
このロボットの3Dデータは下のリンクのものを使用しています
前回はバッテリーについて見直しました。
今回は制御用の基板を見直します。
現在Arduino Unoを使用しているのですが、
基板がコネクタでモッサモサです。
Arduinoの基板自体がロボットの胴体と同じくらいのサイズがあり、もう一枚の基板はサーボモータ接続用のコネクタとサーボモータ安定用の電解コンデンサが並んでいます。
はっきりいって良くないです。
コネクタを二重にかませてあるので接触不良が心配ですし、基板二枚はロボットに搭載するのが難しいです。
そこでArduinoの基板を小さくして、基板一枚に全て乗せてしまうことにしました。
互換品のArduino nanoなら基板に直接ハンダ付けできるのでコネクタ周りの不具合も無くせると思います。
Amazonで評価が高かったArduino nano互換機を見つけたので買ってみました。3枚入りでこの値段はお得です。
コネクタが一昔前のUSB mini-bなので、対応するケーブルも忘れずに。あと組み立て用にブレッドボードも買っておきましょう。
注文したら2日で来ました。早いです。
ブレッドボードにピンを差し込んでハンダ付けすれば完成です。
このボードはドライバが特殊で、Arduino Unoと互換性が無いので、Ch340というドライバを探してきてインストールします。これは特に問題なく終わります。
https://sparks.gogo.co.nz/ch340.html
とりあえずサーボモータを回して、これまで通りのプログラムが可能かを確認してみました。
特に問題なくサーボモータを回せました。ハンダ付けも問題なかったようです。
ここまでは問題は無かったんですが、トラブルが発生しました。
サーボモータのケーブルを抜くときに、5VとGNDのジャンパーピンが接触してしまいました。PCからUSBデバイスを取り外したときのサウンドが鳴り、電子部品の焦げた匂いが漂います。
やってしまいました。
ショートです。
写真の赤丸の部品が焦げて、外装のプラスチックに穴が開いています。
無制限に電流が流れてしまったせいで、すごい熱が発生して部品が焦げてしまいました。
マイコンボードの電源を入れたままジャンパーピンの接続を変えるという初歩的なミスでした。
やってしまったものは仕方ありませんが、ボード一枚は勿体無かったです。
次回は残ったボードを基板上に実装してみようと思います。